困ったときのお助けキー Ctrl+Alt+Delete (2) 「パフォーマンス」タブと「プロセス」タブの使い方

前回(2011/02/16)の続きです。

 

アプリケーションを全て終了させたにもかかわらず、フリーズが解消できない場合がある。「その時は電源を長押しして強制終了するよ」という声が聞こえる。

いやいやあきらめるにはまだ早い。

 

まず「パフォーマンス」タブをみてください。

CPU使用率が100%近くになっていませんか。或いは物理メモリの使用率はどうですか。

なにも使っていないのにどうしてCPU使用率がこんなに高いんだ。

さてはウィルスソフトが動いているのか。

 

そうではありません。

実はPCは自分でアプリケーションを起動させないでもバックグラウンドでソフトが働いている場合があるのです。デスクトップの検索をするためのWindows Serch、アンチウィルスソフト、Windows updateなどです。

 

これを確かめるには「プロセス」タブをみてみるとよい。

CPUのところで100に近い数字を占めている(イメージ名)のがあればそのソフトがPCを働かせているのです。

 

そのソフトの処理が終わればCPU使用率は10%以下になってきますので、そうしたらまたPCを使用できるようになります。

コーヒーでも飲みながら待っていることです。

 

「パフォーマンス」タブと「プロセス」タブを使って現状を把握して、フリーズの解消を待ちましょう。

 

CPUが他の原因で暴走しているときはタスクマネジャーを終了させるか、または再度

Ctrl+Alt+Deleteキーを押してログオフ(またはシャットダウン)を選択します。

 

時間をかければ以上の方法で殆どのフリーズが解消できる。

 

フリーズした場合に電源を長押しして強制終了すれば、ハードウェア(マザーボードなど)に障害をもたらす危険は高くなる。PCを早死させることになる。

 

困ったときのお助けキー「Ctrl+Alt+Delete」を使ってフリーズからの脱出にうまくなるのもPC使いの上達の道です。

USBメモリの使い方(2)

まずインストール場所がCドライブではなくUSBメモリとなる。これは当然のこと。

 

次にソフトの問題。

多くのソフトはインストールの際設定にかかわる事項をレジストリーに記録する。これではUSBメモリにソフトを入れて持ち運べない。

そこでレジストリーに記録しないでインストールできるソフトが開発されている。

 

主なものを列挙すると

TeraPad・・・テキストエディタ

AbiWord Portable・・・ワープロソフト

OpenOffice.org.Portable・・・MS-Office並みのソフト

Foxit Reader・・・PDF文書の閲覧

Firefox Portable・・・ブラウザ

Thunderbird Portable・・・メールソフト

GIMP Portable・・・画像加工

Jtrim・・・画像加工

XnView・・・画像閲覧ソフト

VLC Portable・・・動画再生

DeepBurner Portable・・・DVD書き込み

 

利便性を挙げると

★ひとつのUSBメモリにインストールしてしまえばさらに他のUSBメモリにもデータファイルと同様にコピーできる。

★友人・知人のPCのメンテナンスにも便利に使える。

 

この新しい使用法、かなり魅力的ではないだろうか。

USBメモリの使い方(1)

USBメモリが安い。USB3.0接続の高速転送の16GBタイプで2000円位。

一時は毎月安くなっていた。それでいつのまにか8個も買ってしまった。

 

通常USBメモリはデータの持ち運びに使う。

ところが、Dropbox(*)という個人向けのクラウドサービスができてからは様子が違ってきた。

PCを持ち運ぶとき、あるいは職場のPCにデータを移すときはDropboxを使った方がインターネット経由でより便利で、且つ安全にデータを送ることが出来る。

 

勿論USBメモリでの持ち運びが便利な場合もある。

他人のPC、あるいは公共のPC、ネットカフェのPCを使うとき等だ。

しかし使用頻度は減ってしまった感がある。

 

ところで今データの持ち運び以外の新しい使い方が注目を浴びているのをご存知だろうか?

自己所有もしくは自己専用(職場)のPC以外のPCを使う場合、自分が普段使っているソフトウェアが使えるか否かで仕事の能率が大きく違ってしまう。

 

そこで新しい使い方として「ソフトをUSBメモリにインストールして持ち運ぶ」という発想が生まれた。

各分野のソフトをインストールしてみると既に33個もあった。

 

これは自分の仕事の効率だけでなく、他人のPCのメンテナンスをする際にも役に立つ。

 

いいことずくめだ。但しインストール方法が通常とは異なる。

次回に紹介しよう。

テキストエディタかワープロか

文章を書くとき貴方はワープロソフトを使いますか。テキストエディタを使いますか。

 

ワープロしか使ったことのない人は「テキストエディタというのは何ですか「私はMS Wordを使っているけど別のワープロソフトのことですか」と問い返してくる。

 

テキストエディタとは[コンピュータで文字情報(テキスト)のみのファイル、すなわちテキストファイルを作成、編集、保存するためのソフトウェアのこと]である。Windowsに標準装備されているメモ帳がそれに当たる。

 

私が専ら使っているのが「TeraPad]。使う場面は長い文章となるメールや報告文。それにちょっとしたメモ。

 

なぜワープロではなく、テキストエディタを使うのか。

とにかく速い。起動も入力スピードも断然速い。

思考のスピードに合わせて画面に入力されるので、作業がはかどる。

ワープロで入力するとモタモタして「使えない」と感じる。

 

メールの下書きで書くときは改行を半角62文字にしておくとちょうど良い折り返しとなる。

メールソフトに直接書くと改行が手動なので行の長さがマチマチになる。

神経が余分なところに使われるのが鬱陶しい。下手な文章がますます下手になるのもそのせいにしている。

ちなみにWindowsに付属しているメモ帳はこの改行機能がない。

 

ワープロの下書きで書くときは半角76文字で改行する。

テキストエディタで書いたものをコピーしてワープロに貼り付け、文章の体裁を整える。初めからワープロで書くより作業が遥かにスムースである。

TeraPad」はフリーソフトなので、だれでもすぐに導入できるのも嬉しい。

 

私は10年以上前から「秀丸エディタ」を導入していた。「TeraPad」と同じ作者のソフトだが、こちらはシェアウェアソフトなので有料。

とても高機能だが、プログラマーではないので使いこなせない。「TeraPad」で十分用が足りる。

ところが最近、同じファイルを二重起動して編集したい場面に遭遇した。

TeraPad」ではできないが、「秀丸エディタ」ではできるではないか。

当然と言えば当然だが有料の値打ちがあると再認識した。

 

 あなたもテキストエディタを使ってみませんか。

フリーメールの使い方  Gmailの登場で何が変わったか

フリーメールアドレスというのがある。契約したプロバイダからもらう有料のメールアドレスではなく、無料のメールアドレスのことである。infosheek,goo,Yahoo等に申し込むと発行される。

 使い方もよくわからないで申し込んで取得して喜んでいたことがある。

 

 すぐに分かることはいかにも使い勝手が悪い。

まずメールソフトで使えない。ブラウザ上で使うのだが、いかにも操作性がよくない。

 そのうえサービスをうけたり、ネット取引で使おうとすると「フリーメールでは登録できません」という表示が出る。迷惑メール対策に使いたいと思ってもそれはできない。

結局取得したものの使わない状態が続いていた。

 

 この状況が一変する。Gmailがでたのだ。Googleの発行するフリーメールアドレスである。

これは画期的なサービスとなった。

 

 まずメールソフトで使える。Mozilla Thunderbirdにアカウントを作って受送信できる。ローカルのPC上で便利に使える。

 

次にブラウザ上での操作もとても快適になった。スピード、フォルダ整理、受発信その他の操作もメーラーで行うと遜色ないレベルに達している。外出先のPCでメールを管理するときにはとても便利である。

 

迷惑メール対策もしっかりしている。明らかな迷惑メールは自動で振り分けてくれるし、迷惑メールの分類を学習させればもっとよくなる。

 

スマートフォンとの相性も良い。Gmail専用のソフトがデフォルトでインストールされているので、外出先でいつでもメールを開ける。返信、転送もできる。

 

GBの容量を提供してくれているので、不要メールの削除の手間がいらない。

 Gmailの普及によって有料のメールアドレスと同様の信用ができ、ネット取引でも使えるようになった。

 

アカウントをいくつも取れるので、用途に分けて使うこともできる。例えばネット取引専用メールにすると広告メールの受け皿となる。

 

 これだけ便利なのに使用を躊躇している人もいる。

 

ひとつはセキュリティの問題。これは考えすぎと思う。Googleのネット技術は並みのプロバイダーより数段すぐれている。

 

ふたつはバックアップの問題。Googleのサーバーが破損した場合の懸念。これはローカルのPCにもメールデータを保存すれば解消できる。むしろローカルのPCのみにデータがある状態よりネットの向こう側にあるサーバーにも保存されている方が安全である。

 

 ちなみに有料のメールアドレスのデータをGmailに転送して、バックアップ用途にのみ利用している人がいる。これも一つの利用法である。

 

 今後はスマートフォンが普及していくだろう。携帯電話に置き換わっていくことが予想されている。家庭のPCと外出先のスマートフォン(これもPC)でメールを一元管理するとなるとGmailの利用がますます進むと思われる。

貴方も使ってみませんか。

リカバリーについて 2

リカバリーについて問題はもうひとつある。

Windowsが起動できなくなった」PCはそもそも「HDDのリカバリー領域を使ってリカバリーする」ことはできない。

 「HDDのリカバリー領域を使ってリカバリーする」途中で操作ミス或いは不測の事故でリカバリーに失敗した場合にやはり「Windowsが起動できなくなった」ということもある。

 

 この場合どうするか。

 「リカバリーディスクを使ってリカバリーする」こととなる。

 

 以前はリカバリーディスクが購入時に添付されていた。ところがいつの頃からか添付されなくなった。マニュアルには「購入後すぐにリカバリーディスクを作成しましょう」と書いてある。書けばメーカーの責任はなくなったとでも考えているのだろうか。

 

 リカバリーディスクを使ってリカバリーする場合はPCの起動順位に気をつけなければならない。CD/DVDドライブが最初に設定されていないとリカバリーディスクの読み込みが始まらない。BIOSで起動順位が決められているので、それを変更しなければならない。

 

 この変更(BOOT変更)はPC初心者にはちょっと大変なので、一時的に変更する操作をメーカー側で工夫している。だから、マニュアル通りにやれば「リカバリーディスクによるリカバリー」ができる。

 

 ともあれPC初心者にとって「リカバリー」「リカバリーディスク」というのは知らない世界のことである。システムの深刻なトラブルに見舞われて初めて必要なのだということがわかる。

 

リカバリーディスクが作成できなければメーカーから購入するか、PCを新規購入するしかなくなる。時間が経つとメーカーでも販売していないこともある。リカバリーをメーカーに依頼すれば多額の費用がかかる。いっそPCを新規購入するかということになる。

 

 かくてPCの使い捨てが発生する。これがメーカーの狙いなのかと思ってしまう。

リカバリーディスクの添付のサービスを復活させてもわずかな金額のはず。ぜひとも復活させて欲しい。

 

自衛策としてはPCを購入したらまずリカバリーディスクを作成しておくこと。これは誰でもできることなので、お薦めしておく。

リカバリーについて 1

一 ピカピカの購入したばかりのパソコンも使っているうちにある日突然!調子が悪くなる。実は予兆はあるのだが、気づかずに過ごしていると突然!「Windowsが起動できなくなった」「シャットダウンができなくなった」「スタートのアイコンが開けなくなった」「ソフトのインストールができなくなった」といったトラブルに見舞われる。

 

 さあ大変だ。どうしよう。

詳しい人がいれば聞く。ネットで質問をしてみる。

どうしようもなくなったらお店に相談に行く。

いろんな行動パターンがあるが、その際の基礎知識のひとつとして「リカバリー」のお話です。

 

 このトラブル解決には「Windowsの修復」といった方法で回復できる場合もある。それでもダメなら「再インストール」もしくは「リカバリー」しかなくなる。

「リカバリー」というのはパソコンを出荷状態に戻すことをいう。メーカーの一部(例えばNEC)では「再インストール」といっている。

 

 PCは使い続ければ次第にレジストリの肥大化によって調子が悪くなる。さらにシステムファイルの一部が損傷をきたす。損傷したファイルが重要なものならリカバリーしかなくなる。PCを蘇生させるうえで大切なステップである。

 

 私はあるシニアネットクラブで毎月1PC相談をしている。深刻なシステムトラブルに見舞われた相談も持ち込まれる。これはもうリカバリーしかないなという場合に「リカバリーしてください」と診断しても問題の解決にはならない。

PC初心者には「リカバリー」という作業は敷居が高いのである。

 

二 リカバリーのためには事前準備が必要となる。

まずリカバリーディスクを作成しておくこと。リカバリーが失敗した時の保険である。

つぎにユーザーデータのバックアップを取らなければならない。

そのためには外付けHDDが必要となる。外付けHDDを持っていないという人も少なくない。

ブラウザのお気に入りデータやメールソフトのデータの保存場所を知らなければバックアップも取れない。

できればブラウザやメールソフトの設定も保存しておきたい。

リカバリーが失敗した時のためにまるごとバックアップもとっておきたい。

 

 そしていよいよリカバリーとなる。

HDDにリカバリー領域を作っていてそれを使用すればよいというのが最近の傾向である。PCメーカー毎にリカバリーに使うソフトが違い、したがって手順も違う。

マニュアルどおりにやればすんなり成功するはずである。

 

 途中で迷うのは3通りのリカバリー方法を選択する場面である。

① 出荷状態のパーティション構成に戻してリカバリーする方法

  これが本来の意味のリカバリーである。

② Cドライブのみをリカバリーする方法

③ パーティション構成を変更してリカバリーする方法

 

 PC初心者には①をお勧めする。

のちに述べるリカバリーディスクの作成も出来る状態でリカバリーされるからである。

 

 リカバリーが終わればリフレッシュしたパソコンにデータを戻し、各種設定を施して、Windows updateをする。前に使っていたアプリケーションをインストールする。

手慣れた人でも1-2日はかかる。(転送するデータ量による)

 PC初心者には敷居が高いわけである。

 お店に行って頼むのが一番簡単だが、それなりに費用がかかる。

 一念発起。勉強して自分でやってみよう。

 PCの実力が上がることは間違いない。

 同期をとる(2)  ブラウザの同期機能とUSBメモリの同期ソフト(Alway Sync)の紹介

前回はインターネットを利用した同期サービスを紹介した。

同期するデータは自分で作成するか入手したデータである。ところで、ブラウザでHPを閲覧してお気に入り(ブックマーク)登録をしたり、ダウンロードする際のフォルダ指定をするなどの設定データも2台以上のPCを使っていると同期できると便利である。

特にブックマーク登録は絶えず更新するので別のPCと違うと困ることが多い。

 

この問題にいち早く対応したのがGoogle Cromeである。このブラウザは起動スピードが速いのが一番の特徴であるが、同期ができるのも魅力的である。

そこでブラウザの優先起動をGoogle Cromeに変更した。

 

ところがMozilla Firefoxも最近4.0にアップグレードされた。スピードが速くなり、同期機能も備えてきたので、Mozilla Firefox4.0を再び優先起動に変えて使ってみることにした。

Internet Exploreも9がまもなく出てきて、スピードが速くなるというので、これも注目である。しばらくブラウザ戦争から目が離せない。

 

但しIE9WindowsXPでは使えないというから、がっかりである。あいもかわらずマイクロソフトはWindows7にユーザーを誘導しようという商根が丸見えである。他のブラウザがWindowsXPでも使えてスピードアップを図って見せているのだから、技術的に出来ないはずはないと思うのは私だけだろうか。

 

さてデータの持ち運びの手段としてはUSBメモリがある。価格が安くなったので、大容量のデータも持ち運べるようになった。なんといってもかさばらない。他人からその場でデータを受け取る場合にはとても便利である。

MO(今では使わなくなった)やDVD-RWに比較すると手軽にデータのやり取りができる。

 

このUSBメモリとPCとの間でも同期の問題が起きる。

同期をするのに便利なソフトがいくつかでている。いくつも試したわけではないが、私が使っているソフトはAlway Syncというソフトである。最初に同期設定しておけばUSBメモリを挿し込むだけでPCとの間で自動的に同期をしてくれる。ファイルの追加・削除が頻繁に起きやすいフォルダの場合は使い勝手がよい。

 

データやアプリケーションソフトをネットの向こう側に置いて利用するサービスはクラウドサービスと呼ばれている。今回紹介した同期サービスはそのひとつにすぎない。

データの保管・共有サービスもあり、保管容量、サービス内容など多くの種類のものが提供されていて、使い勝手もさまざまである。これらについては別の機会に紹介したい。

 

スマートファンを使い始めてみてこれらのサービスの利用が増えてきた。小型・軽量・ネットにすぐに繋がると言う利点のあるのがスマートフォンだが、泣き所は記憶できる容量が小さいということである。

 

クラウドサービスはこの点を補い、スマートフォンの使い勝手を格段に向上させてくれる。スマートフォンとクラウドサービスは相性が良い。

同期をとる(1)  DropboxとSugarSyncの紹介

スマートフォンの普及とともに同期の問題が再度脚光を浴びている。

スマートフォンは携帯PCなので、PC2台以上持っている人が急増しているからである。

 

まずは同期の定義から。ここでいう同期とは複数のデータの内容を同一のものにしたり、PC内のデータとネットワーク上のデータを同時に最新のバージョンに更新する機能のことをいう。プログラミングや通信の世界での定義は扱わない。

 

 事業所内や家庭で2台以上のPCがあるときは通常はLANを組む。サーバーにデータを置き、そこからデータを取り出したり、書き込んだりするので、データの内容は同一である。複数のデータは存在しないので、同期の必要性がない。

 

 外出の際に持ち出すノートPCの登場によって同期の必要性が生まれた。外出時に作業した内容を職場もしくは家庭内のPCに移して同期させるからである。

 マイクロソフトが提案したのが「ブリーフケース」。2台以上のPCに「ブリーフケース」というフォルダを作り、そのフォルダからデータを持ち出し、外出時の作業によって更新された内容を持ち帰って同期させるというものである。同期の際に2台以上のPCを接続させて同期の作業をするという手間がかかるので、赤外線通信という機能も標準でノートPCに備え付けられてきた。

 

この方法は同期作業をするまでに時間差が生まれるということと、3台、4台と同期すべきPCがあると作業が面倒である。もちろんサーバーを立ててデータを一括管理して、VPNによる通信手段を講じている企業の場合には支障を生じないであろう。問題は個人もしくは小オフィスの場合である。

 

 不便を解消するのに格好のサービスが登場している。個人向けクラウドサービスと総称される。(ここで紹介するのは同期に関するクラウドサービスである)

 

 まずDropbox(ドロップボックス)というサービスがある。ネットでソフトをダウンロード・インストールして、会員登録すれば、すぐに使える。

 

PCに「My Dropbox」というフォルダができ、インターネットでつながるサーバー上にも同一のフォルダができる。このフォルダにはなんでも入れられる。ファイル形式の制限はない。出し入れに制限はない。他のPCにもソフトをインストールしておけば、「My Dropbox」内にファイルを追加したり、変更したり、削除したりすれば同期される。ネット上のサーバーにデータを送れば同期したいPCに全て反映される。PC内にも「My Dropbox」フォルダがあるので、同期が速い。手軽で便利である。無料で2GBまで使える。容量がもっと欲しければ有料サービスを利用すればよい。

 

WindowsOSのみならずMacOSLinuxOSAndroidスマートフォン、iPhoneOSを問わず利用出来るのがうれしい。外出の慌ただしい時もドラッグアンドドロップで自宅のPCにフォルダごと入れておけば持ち出したPCやスマートフォンに同期されている。外出先で作業した結果はすぐに自宅のPCに反映されているので面倒な同期作業は要らない。お勧めのサービスである。

 

 ついでSugarSync(シュガーシンク)も有力である。こちらはネット上のサーバーに5GBのデータ領域を無料で設定できる。

 

PC内にはデータがないので、Dropboxと比べると同期はやや遅い。(ネットワークのスピードに影響される)同期のやり方は簡単である。PC上のフォルダ毎に同期指定すればよい。Dropboxのように新しくフォルダを作ってその中にフォルダやファイルを入れるわけでない。PCのフォルダを同期の対象にするかどうかを決めるだけである。同期の解除をすれば同期の対象から外れる。

 

注意しなければいけないのは同期の解除(削除)と思ってフォルダの削除をするという誤操作をすると別のPC内のデータもフォルダごと削除されてしまうことである。一度やりかけて冷や汗をかいたことがある。それからはむやみにSugarSyncでの同期はやめることにした。Dropboxでは「MyDropbox」フォルダ内のデータは誤操作で削除されても別のPC内にデータは残っている。便利さの反面の危うさである。両サービスの違いを知って使い分けが肝心である。

 

WindowsOSMacOSiPhoneAndroidスマートフォンに対応しているが、LinuxOSには対応していない。

これは残念!

スマートフォン・iPadは買い時か(2)

先日のブログで「スマートフォンはそろそろ買っても良し。しかしiPadは当分先で良い」と。今日はその理由を書こうと思う。

 

「スマートフォン」ブームの到来はiPhoneの発売に始まった。

米国での発売開始が2007629日、第二世代の3Gの発売が2008711日。

新しもの好きの私としては期待しながらも、散々痛い目に会ってきたので「まだまだ」と思っていた。

コンセプトが新しく、発売されたばかりの商品は不具合が次々に出てくるのは避け難い。それで落ち着いてから求めれば良いという判断だった。

Appleのパソコンには夢があり、使い勝手を考えたアイディアが取り入れられているがハードの性能は追いつかず、そのパソコンは結果的に時期尚早のマシーンと評価した時期があったからでもある。

 

第四世代のiPhone4が発売され、さらにAndroidスマートフォンが各社から続々と発売されるに及び、「買ってもよし」と判断した。

もちろん今後も技術の進歩が見込まれるので、2年もすればさらに大きく進化しているかもしれない。とくにAndroidスマートフォンは進化の途上の感が強い。それでも「買ってもよし」と判断したのは現状でも十分使い勝手が良いからである。

 

スマートフォンと携帯電話は似て非なるものである。高級な携帯電話のほとんどの機能をスマートフォンは持っている。携帯電話の持っていない機能もスマートフォンは持っている。

ではスマートフォンは携帯電話の上位機種か?というとそうでもない。

 

もともと携帯電話は「電話」であった。それに様々な機能を付加して携帯情報端末に成長させてきた。

なかでも「携帯メール」は小さな端末ゆえの入力のやりにくさを補うために様々な工夫を重ねてきている。使用する人も手軽にメールを発信できることの喜びから特殊な入力方法に慣れてきた。熟練者となるとPC初心者のキーボード入力よりも速く打てる。

 

ところが、スマートフォンはその風景を一変させる。

 

スマートフォンは「PCの携帯版」なのである。携帯版だから通信機能は不可欠である。そこに電話機能も加えている。電話としての使い勝手は「携帯電話」と変わらない。

スマートフォンはタッチパネル方式を採用している。これは情報を表示する方式としては大変優れている。「PCの携帯版」としてぴったりである。

ページの拡大縮小表示、ページめくり、画面の移動など実にスムースである。

 

しかし、問題はメールにある。文字入力となると携帯電話とは別種のやりにくさがある。まず入力画面が狭いのでタッチするキーが小さい。そのため誤入力しやすい。

 

さらに「かな入力方式」だと変換の途中でとめると次の入力は文字が異なってしまう。たとえば「え」を入力するつもりで「あ行」を3回連続してタッチして指が止まると「う」となる。もう一回タッチしても次に移動して「あ」が入力される。

携帯電話では確定しない限り「う」で手が止まってもさらに打つと「え」が表示されるから慌てることがない。

 

「ローマ字入力方式」だとこの問題は生じないが、キーが「かな入力方式」より小さくなるので、誤入力することが多くなる。この点はメールだけでなくパスワード入力やネット検索の際にもイライラの元になる。

 

タッチパネル方式のままで入力がやりやすいようにさまざまな工夫が凝らされている。がいずれも一長一短。人間が努力して慣れるしかない。

「携帯電話」での特殊な入力方式にやっと慣れてきた人にとってハードルは高い。

とくに中高年にとってはつらいものがある。対策としてタッチペンやキーボードなるものも別売りであるのだが・・・

 

それらの批判に対処するためか最近キーボード付きで折り畳み方式のスマートフォンが中国で発売されたというニュースを見た。いずれ日本にも登場するかもしれない。

 

私は携帯電話の時もそして今度のスマートフォンでもメールは見るだけで入力して発信するという使い方はあきらめている。

指が若い時ほど動かないのを自覚しているのと短い文章しか書けないので、乱雑で失礼なメールを出す習慣が出来るのを恐れるからである。

 

のっけからスマートフォンの問題点を述べてしまった。これでは「買い時」と判断できるのかと言われそうだ。

スマートフォンの素晴らしさは次回に述べるとして、「スマートフォンは携帯電話の上位機種で、すべての面で上回る」というのはちと違うのではないか。

その点が要注意なので初めに取り上げた訳です。

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